沖縄ぬきの市民連合 = 市民連合の「衆議院議員総選挙における野党の戦い方と政策に関する要望」に、沖縄のことが一つも書かれてなくて、絶望しました。
市民連合って、結局なんなんですか。
もうすぐ選挙で、10月3日に市民連合は、衆議院議員総選挙における野党の戦い方と政策に関する要望書 を立憲民主党に申し入れしたらしいんですが、
その要望とやらを見て思ったんです。
やっぱり沖縄は完全に抜け落ちるんですね。
ひどいなと思いました。
それとも市民連合は、
安保法制の廃止と立憲主義の回復を求めるといいつつ、
そもそもそこに沖縄と沖縄の基地のことはかかわっていないのでしょうか。
普段は沖縄や基地問題を語ってるかもしれないけど、
選挙になれば沖縄を切りすてる。
沖縄は後回し、そうやって72年間やってきて、
そして今回も「後回し」ですか ?
ぜひ、市民連合側のご意見をうかがってみたいところです。
10.3【衆議院議員総選挙における野党の戦い方と政策に関する要望】 – 市民連合
1 憲法違反の安保法制を上書きする形で、安倍政権がさらに進めようとしている憲法改正とりわけ第9条改正への反対。
2 特定秘密保護法、安保法制、共謀罪法など安倍政権が行った立憲主義に反する諸法律の白紙撤回。
3 福島第一原発事故の検証のないままの原発再稼働を認めず、新しい日本のエネルギー政策の確立と地域社会再生により、原発ゼロ実現を目指すこと。
4 森友学園・加計学園及び南スーダン日報隠蔽の疑惑を徹底究明し、透明性が高く公平な行政を確立すること。
5 この国のすべての子ども、若者が、健やかに育ち、学び、働くことを可能にするための保育、教育、雇用に関する政策を飛躍的に拡充すること。
6 雇用の不安定化と過密労働を促す『働き方改革』に反対し、8時間働けば暮らせる働くルールを実現し、生活を底上げする経済、社会保障政策を確立すること。
7 LGBTに対する差別解消施策をはじめ、女性に対する雇用差別や賃金格差を撤廃し、選択的夫婦別姓や議員男女同数化を実現すること。
沖縄の、おの字も、
基地問題の、きの字も、
辺野古の、への字も見当たらない。
選挙になると沖縄が日本の地図から消えるのか、
本土のエゴをまたも押しつけられるのかと、
とてもがっかりです。
みなさんも市民連合にお問い合わせをしてみてもらえないですか。
ちゃんとした答えを聞かないと、とても納得できません。
沖縄のことを埒外において、
安保法制や立憲主義をちゃんと問えるのかどうか、
市民連合の立ち位置が問われていると思います。