2017 VFP (ベテランズ・フォー・ピース) 日本講演「僕たちが見た戦場のリアル」のスケジュール

基地が集中する沖縄は

標的となって、むしろ危険にさらされます

(by 元アメリカ海兵隊の退役軍人マイク・ヘインズさん)

 

 

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※ 上のチラシに訂正があります。詳しくは下記の日程をご確認ください。

 

あの本物の勇者たちがまたやってきた。

 

米国の元軍人による平和団体「ベテランズ・フォー・ピース(VFP)」のメンバーが来日、24日、都内で記者会見を行った。元海兵隊員で、イラク帰還兵のマイク・ヘインズさんは、本日25日から、12月上旬まで日本に滞在。各地で北朝鮮情勢の平和的解決や憲法9条を護ることの大切さ、沖縄の基地負担軽減を訴えるという。 https://news.yahoo.co.jp/byline/shivarei/20171125-00078544/

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全国十か所で講演会、

そしてもちろん辺野古にも !

 

講演スケジュールも添付しておきます。

 

東京 早稲田キャンパス
スリーベテランズ大集合!アメリカVFPメンバー x 元日本兵 x 元自衛官

【日時】2017年11月25日(土)13:30
【会場】早稲田大学 早稲田キャンパス 14号館201教室(東西線早稲田駅徒歩5分)
【出演者】アメリカVFPメンバー
不戦兵士・市民の会 谷口末廣(元日本兵)、高野邦夫代表理事代行)
VFPジャパン 井筒高雄・形川健一
コーディネーター大矢英代(フリージャーナリスト)
【参加費】資料代 1500円
【問合せ先】vfpjapan@gmail.com VFP・ジャパン
【主催】ベテランズ・フォー・ピース・ジャパン/不戦兵士・市民の会
【後援】ワセダクロニクル/9条地球憲章の会
【FBイベントページ】 

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北朝鮮に対する武力攻撃も辞さない世論が蔓延していきつつある中、ベテランズ(元軍人たち)は何と?...戦争や軍隊のリアリティが欠落している日本において、それを知り尽くした、イラク戦争従軍経験のある元米兵、第二次世界大戦において南方で死地をさまよった元日本兵ジブチへの派遣経験のある元自衛官から、同時に話を聞くという貴重なイベント。日米の、国も場所も時期も違う3人の「元軍人」の話とクロストークにおいて、浮かび上がってくる戦争や平和の本質。そして、今回、元日本兵として登壇頂く谷口末廣氏は97歳。今の日本に危機感を募らせ、自分の過酷な経験をどうしても伝えたいと力を振り絞っての登壇。コーディネーターは、元琉球朝日放送で「テロリストは僕だった」を制作し現在はフリージャーナリストの大矢英代。1日限りのスペシャルイベント。

 

神奈川 横須賀市

ベテランズ(退役兵·元自衛官)と反戦を語る
·横須賀ツアー ·集会終了後、月例デモに参加

【日時】2017年11月26日(日)12:30
【会場】横須賀市生涯学習センター2F・市民ホール(ウェルシティ市民プラザ内)
【参加費】資料代 500円
【問合せ先】tel 046-825-0157
【主催】非核市民宣言運動・ヨコスカ/ヨコスカ平和船団
【FBイベントページ】

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愛知県 名古屋
核と米軍基地 ~元アメリカ兵にきく戦争のリアル~

【日時】2017年11月28日(火)18:30
【会場】イーブルなごや3Fホール
【参加費】500円・事前申し込み不要
【問合せ先】tel 090-8072-0629 粥川(かゆかわ)、mail vfp.aichi@gmail.com
【主催】VFPジャパンツアーあいち実行委員会
【FBイベントページ】 

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兵庫 神戸女学院大学
元アメリカ兵が見た「戦争」と「平和」~アメリカの核と基地~
僕はアメリカ兵だった。戦争を知った僕は伝えなきゃいけない。

【日時】2017年11月29日(水)15:00
【会場】神戸女学院大学 LA1-21教室
【参加費】無料・事前申し込み不要
【問合せ先】kageyama@mail.kobe-c.ac.jp 景山
【主催】神戸女学院大学文学部総合文化学科
【FB詳細ページ】

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大阪 関西大学

軍事帝国としてのアメリカと沖縄、ベテランによる平和運動

【日時】2017年11月30日(木) 第2時限(10時40分〜12時10分)
【会場】
●メイン会場:関西大学 千里山キャンパス 尚文館 マルチメディアAV大教室
※下記会場で中継あり
- 高槻キャンパス A棟2階 第2会議室
- 高槻ミューズキャンパス 西館2階 マルチミーティングルーム1
- 堺キャンパス A棟2階 会議室C
【参加費】無料
【問合せ先】tel 06-6368-1121 関西大学 学長課
【主催】
【FBイベントページ】

 

京都 ひとまち交流館
Go Green 戦争を生み出さない持続可能な社会を語る

【日時】2017年12月2日(土)13:30
【会場】ひとまち交流館 第4会議室(3F)
【参加費】1000円
【問合せ先】vfp2017kyoto@gmail.com
【主催】VFP2017ツアー京都実行委員会
【FBイベントページ】

fb.com

 

 

大阪 リバティおおさか
ぼくたちが見た戦場のリアル ~日本国憲法展特別企画~

【日時】2017年12月3日(日)13:30
【会場】リバティおおさか
【参加費】1000円+会場入館料・大人500円
【問合せ先】luckykenpo2@gmail.com
※なるべく事前にお申込み下さい。
【主催】あすわか大阪 × 大阪人権博物館
【FBイベントページ】

fb.com

 

徳島 徳島大学
ぼくたちが見た戦場のリアル

【日時】2017年12月4日(月)16:20
【会場】徳島大学けやきホール
【参加費】資料代 500円
【問合せ先】090-3784-7254 深田
【主催】安保法と憲法とくらしを考える会
【FB詳細ページ】https://fb.com/VFP2016/posts/1937518056264463

www.facebook.com

 

愛媛(非公開イベント)
「戦争のリアル」と「持続可能な開発」
【日時】2017年12月5日(火)

 

広島 ハチドリ舎
戦争で平和がつくれるの? ~元米兵と元自衛官に聞く、戦争のリアル~

【日時】2017年12月6日(水)19:00
【会場】Social Book Cafe ハチドリ舎 定員30名
【出演者】元米兵2人、元自衛官 形川健一さん
【参加費】参加費2000円(学生1000円)+1drink
【問合せ先】082-576-4368
【主催】Social Book Cafe ハチドリ舎
【FBイベントページ】https://fb.com/events/128840371116126/

「戦争で平和はつくれるの?」 ~元米兵・元自衛官が語る戦争のリアル~

 

長崎 詳細後日発表
2017年12月8・9日(金・土)
 

 

戦争の実相を知らない若い世代は、軍隊がいれば平和になるのだと教えられる。しかし本当の戦争を知っていたら、とんでもない話ですね。

 

元アメリカ海兵隊員「今の日本はイラク戦争前のアメリカと酷似しています」

週刊女性PRIME

 

「平和を前向きに構築していくには、過去に犯した過ちをきちんと認めて謝罪するというプロセスが不可欠です」

 

 そう言って原爆投下や東京大空襲について謝罪し、反戦平和を訴えるアメリカの退役軍人がいる。元海兵隊員でイラク戦争への派遣経験をもつマイク・ヘインズさん(40)だ。

 

 昨年11月、『安保法制に反対する海外在住者・関係者の会(OVERSEAs)』の招きで来日。各地で講演を行い、市民と交流し戦争の実態を伝え歩いた。遡ること'15年12月に沖縄・辺野古を、'16年8月には高江を訪問。所属する米退役軍人らで作る団体『ベテランズ・フォー・ピース』のメンバーとともに市民と一緒になって座り込み、米軍基地建設に抗議している。

 

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私こそテロリストだった

 生粋の平和運動家に見えるマイクさんだが、自身をこう表現してはばからない。

 

テロリスト掃討のためにイラクへ派遣された私こそが、現地で暮らす人たちの生活を破壊するテロリストだった

 

 熱心なキリスト教徒が多いジョージア州の出身。プラスチック製の銃や『GIジョー』の人形、カウボーイ映画に囲まれて育ち、愛国心から高校卒業後の1994年に海兵隊へ。沖縄駐留を経て'03年3月、イラク戦争に出兵した。

 

テロリストがいるとの通報を受け踏み込んだ先は一般家庭がほとんど。恐怖のあまり失禁した少女の叫び声が今も耳に焼きついて離れません

 

 大量破壊兵器はなかった。自由と平和をもたらすため─、その大儀も嘘だった。

 

戦闘に入れば敵と味方の区別は困難。両方に死者が出ますし、仲間からの誤射で亡くなる兵士も多い。一般市民も巻き込まれます。そうした危険は自衛隊が派遣されている南スーダンでも同じです。

 

 そもそも “緊張と暴力が前例のないレベル” と国連が警告するように、参加条件の『PKO5原則』で最も重要な停戦合意が成立していないのだから、派遣自体が違法では?

 

国のリーダーが危険をあおって恐怖心を高め世論を操る

 イラク戦争は泥沼と化した。マイクさんの戦いも、帰国してなお終わりが見えない。PTSD心的外傷後ストレス障害)を発症したのだ。

 

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アフガニスタン駐留経験をもつ元米兵ロリー・ファニングさん(右)とともに会見するマイクさん

 

「どこへ行っても帰還兵はヒーロー扱いされましたが、とんでもない。怒りにさいなまれ、ひきこもるように。人も自分も非難して、誰とも一緒にいられなくなって2年ほどホームレスを経験しました

 

 農業と平和運動を支えに、人前で話せるようになるまで10年かかった。戦争体験を何度も振り返ることは痛みを伴う。それでもマイクさんは、伝えずにはいられない。

 

今の日本を見ていると、国のリーダーが危険をあおって恐怖心を高め世論を操る手法が9・11後のアメリカとよく似ています

 

 中国や北朝鮮の脅威が強調されていますが、考えてもみてください。狭い土地に54基もの原発が並び、地震リスクの高い、天然資源がない国を征服したところでどんな利益が得られるのか」

 

 恐怖にかられると、自分たちとは異なる相手を敵とみなし、同じ人間と思わないようになる。そう仕向けることが戦争遂行の常套手段。

 

「次期大統領のドナルド・トランプは人種差別を公言してはばからない人物。戦争とヘイトスピーチは切り離すことのできない要素ですから、彼は本当に危ない。

 

 そんなアメリカは日本を守っていると言い、また日本側もそう思い込んでいるようですが、大きな間違い。基地が集中する沖縄は標的となって、むしろ危険にさらされます。

 

 建国以来、戦争にまみれてきたアメリカから見れば日本の憲法9条は希望の光。70年以上も戦闘をしていない記録をみなさんで守り抜いてほしいです

  

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