小池さんがデニーさんに「日本語読めるんですか? わかるんですか?」とつぶやいた言葉は、機動隊が辺野古で「日本語、分かりますかー?」とメガホンで語った言葉や、高江で「土人が」と怒鳴った言葉と同質のものですよね? 恐ろしい差別者だと思います、小池さんは。

NHK の「沖縄と核」とか見てて、

いろんなものをいっぱい沖縄に押しつけられて、

それに慣れてしまったら終わりだな、っておもった。

 

デニーさんが

希望の党から出馬しないと表明したことは、当然のことだし、

当然のこととしてよかったと思います。

 

自由・玉城氏、希望から出馬せず【17衆院選】

時事ドットコム

 自由党幹事長の玉城デニー衆院議員(沖縄3区)は29日、沖縄県沖縄市内で記者団に、衆院選で「希望の党」に公認を求めない方針を示した。自由党公認または無所属で立候補する考えだ。自由党小沢一郎代表にも伝えたと語った。玉城氏は希望の党と進めている合流協議について「結論は出ていない」と説明した。(2017/09/29-22:25) 

 

だってありえないでしょ。

この小池さんの言葉は沖縄県民みんなに投げかけられた言葉だと思います。

 

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日本語読めるんですか? 分かるんですか?

これは沖縄県民みんなに投げかけられた侮蔑の言葉だと思います。

 

機動隊も同じことを言ったんです

辺野古でメガホンもって、平坦な声で。

 

 「日本語、分かりますかー?」 いまだ繰り返される沖縄への侮辱

 2016年7月、人口140人ほどの「東村・高江」に本土から派遣された機動隊約500人が集まったのは、記憶に新しい。「米軍ヘリパッド建設」に反対する市民に向いた、むき出しの暴力。高江のヘリパッドが完成すると、舞台は再び辺野古新基地工事へ。今、沖縄の新基地建設の現場で何が起こっているのか、記者の目に何が映ったのか――。

『ルポ沖縄 国家の暴力』(朝日新聞出版)の著者である沖縄タイムス記者・阿部岳が最新の現場をリポートする。

*  *  *

 機動隊員が、座り込む市民の腕を抱え、足をつかんで、引きずり出していく。「暴力はやめて」「立ち上がって移動してください」「抗議の声を聞け」「座り込みは迷惑です」。同時に10人近くが声を上げている。怒号と悲鳴が交錯する。その時だ、妙に平板な声が聞こえたのは。

「日本語、分かりますかー?」

 辺りを見回した。声の主は安全地帯にいた。民間警備員の人垣とフェンスの向こう側。沖縄防衛局の男性職員が拡声器を握っていた。

 8月28日、米軍キャンプ・シュワブ沖縄県名護市)のゲート前。辺野古新基地建設を阻止するため座り込む市民の中に、一見して外国人風の人はいない。それなのになぜ、日本語の理解を問うのか。

 抗議行動の日替わりリーダーはこの日、瀬長和男(54)だった。発言内容を知ると、表情が変わった。土人発言と一緒だ。沖縄の人間を日本人扱いしていない」

 瀬長の祖父は戦後の米軍占領と闘い、沖縄の本土復帰を主導した政治家、故亀次郎である(映画「米軍が最も恐れた男~その名は、カメジロー」が公開中)。その復帰から今年で45年。だが、「沖縄はいまだに繰り返し侮辱を投げつけられている」と、瀬長は言った。

 

© dot. 辺野古新基地工事の埋め立て開始セレモニーに参加した日本政府や米軍の関係者。海上保安庁が…

 

●差別の連鎖

 瀬長が引き合いに出した「土人」発言は2016年10月、大阪府警の機動隊員が東村高江周辺の米軍ヘリパッド建設現場で県民に投げつけた言葉を指す。「触るなクソ。触るなコラ。どこつかんどんのじゃこのボケ。土人が」。500人に上る応援部隊の一員だった。

 高江に、政府は空前の強硬姿勢で臨んだ。増派された機動隊は市民の抗議行動を力でねじ伏せた。法的根拠がないまま、陸上自衛隊のヘリが工事を手伝い、防衛局職員は市民のテントを強制撤去した。相手が沖縄でなければできない差別政策であり、「土人」発言はその象徴だった。

 政府は16年の暮れ、ヘリパッドの完成を宣言。その後間髪入れず、中断していた辺野古新基地の工事を再開した。高江は山奥にあり、マスコミの目も届かない「陸の孤島」だった。これに対して全国的に知名度がある辺野古に舞台が戻っても、政府がいったん踏み込んだアクセルを緩める気配はない。

 例えば、逮捕者の数を見てみる。高江が過熱していた16年後半の6カ月間は延べ19人。17年1月から8カ月余りの辺野古周辺でも、延べ19人の逮捕者が出ている。トラックに立ちはだかるなど罰金刑しかない道交法違反(禁止行為)まで使うようになり、微罪逮捕はむしろ加速している。

 高江から辺野古に続くむき出しの権力行使。そのさなかに飛び出した「日本語」発言は、琉球王国への侵略、沖縄戦、米軍占領下への置き去りと、連綿と続く差別の記憶をも呼び覚ました。私が勤める沖縄タイムスには、高齢男性が「バカにされている」と電話をかけてきた。応対した同僚によると、最後は涙声だったという。

 

●三位一体の壁

 辺野古の海上では、17年4月から埋め立て工事が始まった。政府は「もう海は破壊された」「後戻りができない段階に来た」と県民に思わせ、諦めさせることを狙っている。

 なぜか。県民が諦め、来年の名護市長選と知事選で新基地に反対する現職を交代させてくれないと、工事が完成しないからだ。埋め立て予定地に注ぐ川の水路変更には、名護市長の許可がいる。大規模工事に付き物の設計変更には、知事の許可がいる。

 現場は今、埋め立ての最初の一歩である護岸建設が100メートル伸びたところで停滞している。しかし、大半の全国メディアは4月の埋め立て開始セレモニーを撮って、辺野古から引き揚げてしまった。だから、サンゴの海を埋める無謀な工事の実態が本土には伝わらない。容認派が選挙で勝ち続けなければ進まない工事の不安定さ、その工事にすでに数千億円の税金が投じられている事実は、もっと伝わらない。

 政府の情報操作、メディアの不作為と並んでもう一つ、本土の関心を阻んでいるのはデマである。「日本語」発言があった同じ8月28日、同じ辺野古の現場で私は大学生と対話していて、彼がインターネットで仕入れたたくさんのデマを聞いた。「反対派は日当もらっているじゃないですか」「沖縄の新聞は中国の手先らしいですね」

 どちらも単純に事実ではない。ただ、こうしたデマが流通する理由はよく理解できる。基地反対運動は金目当て。県民が選挙で基地反対の民意を示し続けるのは、偏向新聞に洗脳された結果。そう思い込むことで、本土の人は沖縄のSOSを無視でき、しかも良心の呵責(かしゃく)を覚えずに済む。デマは免罪符の役割を果たしている。

 政府、メディア、世論が三位一体となって、本土と沖縄の間に高く厚い壁を築いている。沖縄の現場から、その壁の上を越えて、デマを寄せ付ける余地のない事実を投げていく。本土でそれを受け取ってくれる人が増えることを、切に願っている。(敬称略)

沖縄タイムス記者・阿部岳)

 

それに、これ、

 

https://i2.wp.com/editor.fem.jp/blog/wp-content/uploads/2016/07/016.jpg

 

県民の民意ぐらい明らかなのに。

座り込みに行ってる人ばかりじゃないよ、

それでも県民がずーっとどんな思いでいるかは、選挙でも世論調査でも、一目瞭然なのに、県民のことなんてなにも考えてないんですね、

このひとは。何も知りもしないくせに。

 

 

そう。

辺野古案の元凶を作ったの、このひとだった。

 

小池百合子氏、防衛相時代に辺野古推進 「沖縄マスコミは反米」「闘う相手」

沖縄タイムス

小池百合子氏、防衛相時代に辺野古推進 「沖縄マスコミは反米」「闘う相手」

沖縄タイムス

 新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事は、自民党衆院議員時に沖縄担当相や防衛相を歴任するなど沖縄と関係があった。防衛相として米軍普天間飛行場辺野古移設を推進し、環境影響評価(アセスメント)方法書の提出では、県や名護市が反発した。自民関係者は「小池氏は当時も今も辺野古推進派だ。新党で『辺野古』に触れていないのは、推進を前提に『論ずるに値しない』ということだ」と見通す。 小池氏は沖縄担当相時代の2006年7月に、那覇市内での講演で基地問題を念頭に「沖縄のマスコミとアラブのマスコミは似ている。反米、反イスラエルでそれ以外は出てこない」と発言。13年3月の党の部会では「沖縄の先生方(国会議員ら)が闘っているのは、沖縄のメディアだ」と述べ、報道が普天間の県内移設に反対する論調をつくっているとの見解を示した。 防衛相時代の07年8月、県と名護市が求める滑走路の沖合移動や普天間飛行場の3年をめどにした閉鎖状態への対応を政府が示さない中、アセスの方法書を県や名護市などに提出。当時の仲井真弘多知事は「事前に聞いていなかった」、島袋吉和市長も「大変遺憾だ」と反発した。

 

けっきょく、本土の民進党は、どうなったんですか。

こんな差別主義者の小池さんに飲み込まれちゃったんですか?